胸部はステアリング等で直接ぶつけてしまい打撲や骨折が多い箇所でもありました。
近年ではエアバッグの採用でこれらの負傷も減少傾向にあると云われますがエアバッグが開く強い力で負傷してしまうケースもあります。
胸骨や肋骨、鎖骨が骨折する事もあれば肺挫傷や心臓に損傷をきたす事もありますので呼吸困難や胸の痛みを感じたら迅速に医療機関へかかりましょう。
咳をした際に血のにじんだ痰がでれば要注意です。
総合病院や整形外科ではこうした重大な損傷がないか総合的に検査してくれますが交通事故の状況や痛みの箇所など出来る限り医療機関へ訴える事も大切です。
肋骨が骨折し肺や肝臓、腎臓に傷を与えることもまれにあります。内臓損傷は見た目では分からない事も多いので胸部、腹部へ衝撃を受けたのであれば必ず申し出ましょう。
背中の痛みは主に衝撃による脊椎の捻挫や筋肉、靭帯の負傷と頸椎捻挫が起因する痛みがあります。脊椎関節の炎症による痛みや運動痛、筋肉の張り感、寝返りをした時の痛みなどが挙げられますが胸部と共にレントゲン撮影をし、骨に異常が無いか検査をしてもらいましょう。 直接衝撃を受けたわけではないのに頸椎捻挫から関与する背中の痛みも訴える事がありますので注意しましょう。
静岡交通事故ガイド
copyright©2012 あおい接骨院 all rights reserved.